中旬の事になりますが
新宿高島屋で 開催されていた いけばな協会展の
2次展に 行っていきました
早稲田大学の授業に来て下さっている
雪舟流の先生方が 出展されていらっしゃいます
いけばな協会展は 開催日数6日間を3回に分け
2日毎に 殆どのものを変えて 60流派 633名の作品を
展示しているそうです

2次展でも 124もの作品が ありました
全部は 紹介し切れないので 何時もの様に 独断と偏見で
写すテーマを決めました
今回は 「 赤色 」 にしました
初めは 赤い花器を 使ったものから
花も花器も 赤ですが 赤を引き立たせる為でしょうか
グレーに染めた花が 他を引き立てている様にみえます

真ん中にある 大きな赤紫の花は 着色したと思うのですが
どんな花材を使ったのかしら?
花の種類や名前を知らない素人には
花材の名前を付けた札 があると嬉しいのですが・・・

この赤い花器 良く見ると 面白いのです
上の筒状が傾いて 後ろには把手があります
紫の花も枝もが 全て左に寄せてありますが
バランスが難しいのでは? と思います

細長い瓢箪のような赤い花器に ひょろひょろとした枝が
楽しく思えます

赤い花が シッカリと主張していませんか?

赤い器に 緑の葉と 赤い万年青・おもと の実が映えます
桶の様なカタチで 外側の模様は 蒔絵か象嵌かしら?

これも 花器・花材ともに 赤が中心の色になっています

この花器は 硝子で出来ている様です
両サイドの白っぽい所が 透明になっています

派手ではないけれど 赤のチューリップが 可愛らしい

大きな作品ではないけれど 赤色と枝の流れが気になりました

カラーにも 赤い色もあるのですね

出展番号では 最後の方にある
雪舟流の先生方の作品を探します
そんな中 目に着いたものが あります
白い花弁に交じっているのは 剣山・けんざん

作品全体と 出展者の名札をみると
次期家元・増野光晴さん の作品でした

そして 出口近くに ありました
家元・増野雪舟さん の作品です



今回のテーマ 「 赤 」 と勝手に決めたのですが
不思議です
お二人とも 赤がポイントになっていました
横には 副家元・増野和子さんの作品
チューリップの色と 花器が 素敵に思えます
見ていると 何時もの優しい笑顔が 浮かびます


綺麗な花々をみると 何時も 心が癒されます
単に 赤 と言うくくり方で アップしましたが
花材の花や枝 花器のカタチも 沢山の種類があり
色々な赤色がありました
生け花も 花材の花 を生ける だけでなく
総合的な芸術 花を活かす造型 なのですね
次回は 不思議? 可愛らしい 作品を
紹介したいと思います
スポンサーサイト