2016年春学期 能面

ボランティアをしている　
早稲田大学の授業
　　　日本の良さを知る　「　伝統文化を学ぼう　」

この日は　
　　「　能面の作り方をみてみよう　」　がありました

講師は　　能面師 神仏木彫師
　　　　　　　　　　北澤秀太・きたざわしゅうた　　さん


お持ち頂いた　北澤先生の作品






初めに　能について　
能面の種類や　能と狂言との面の違い　など
講義・解説して下さいました






北澤先生が彫った　海外で使われた面　も紹介
顔が　日本人では無い　ですね








次に　能面の作り方

道具について　
沢山の種類の中から　一部を持ってきて下さいました




この　ノミ
左は新しいもので　　右は使い込んだもの
研いでいくと　こんなにも　刃が無くなってしまう




能面は　新しくても　古い物と同じ様に作るそうです




実際に　能面を彫る実演
木は　檜・ひのき　のブロック　




写真下の紙が　面の図案




引いてある赤い線が　能面の横顔








学生が　実際に彫る体験も　ありました
その中から何人かを紹介
ノミと金槌で　恐る恐る　トントン






その後　北澤先生が　新たに彫っていきます




もう一つの体験は
学生が　北澤先生の作品　面を　つけて




なんと　即興で演技しました　
流石に学生　若いです






難しいと思う　能と能面ですが
わかり易い講義　と　実演　の授業でした

最後に　これは何でしょう




能面を彫る時に出た　檜も　カケラ・屑
学生が持ち帰りましたが　残った物を頂きました

檜は　神社・仏閣で　建材として　多く使われていて
昔から　利用されている木材なのですね

身近では　ヒノキ風呂と　浮かび　お風呂に入れてみました

お陰様で　その日のお風呂は
良い香りで　ゆったりと　楽しむ事ができました