先週のこと 文京区・関口へ 行く所用があり
神田川を通りました
神田川の横手にある 芭蕉庵の裏門をみると
扉が開いているでは ありませんか
頻繁に通る訳ではないのですが
何時も 表門はもとより裏門も 閉まっています
この時を逃したら 何時入れるか分からない! と
所用を 後回しにして 中へ入りました

ここは 松尾芭蕉が 神田上水の改修工事の際に
約4年間住んでいた住居跡で
幾度も焼失し 戦後に復元されたものだそうです
文京区・関口にあるので
関口芭蕉庵・せきぐちばしょうあん
と言われているとか

裏門を入ると 左手に 休憩場できる所が ありました
一回りして ここに戻ります

左右に小さな小道があり 左手に行く事にしました
立札がありました
「 当庵は、明治の佇まいを残すように遠路等に
作庭当時の自然石を使用しています。
ご散策の際は池周りや石段などにおいて
お足元に十分ご注意くださいますよう
お願いいたします。 」
楽しみです

石段を登って行くと 竹林がある空間へ出ました

片隅に伐採した竹が 積み上がっていて

良く見ると 小さな赤い実が 枯れた竹に 映えています

上を見ると 竹の緑 と 青い空 綺麗

先を進むと 木々の間に 右手下には 池がみえます

道の先には 「 芭蕉堂 」
芭蕉翁の三十三回忌に木造が出来ここに祀らる
享保十一年 ( 1726 )
とあります
芭蕉堂は 小さなお堂 でした
扉は閉まっていました
この辺りが 芭蕉庵の中で 一番高い所かもしれません

下に降りると
「 さみだれ塚 」
立札の説明には
素堂の弟子 馬光が 中心となり
「 五月雨や かくれぬものや 瀬田の橋 」
の芭蕉の短冊を埋めて墓とした
寛延三年 ( 1750 )

下に降りていきます


右手に 池があります
水面に枯葉が浮かび 鯉が泳いでいました

芭蕉句碑 がありましたが
薄くなって読めない文字もありました
「 古池や 蛙 飛び込む 水のをと 」
芭蕉 ?????に これを建つ 文字は?筆
昭和四十八年 ( 1973 )

先を進みます
表門を内側から 小高い所からみると
屋根に 落ち葉が 積もっていました

屋根の下から見上げると青い空に 紅葉

一回りして 休憩の小屋へ 戻って来ました

中は 椅子と机があり 休憩できます
ここで ノンビリと自然を眺めているのも いいですね

裏門から 神田川沿いにある 廻りました
表からみた 門 です
何時も この門を通り過ぎて 何時あくのだろうか?
と思っていました

所用をする時間が 大分削られてしまいましたが
紅葉も綺麗で 油を売って 良かった
芭蕉と言うと 幼い頃 カルタで遊んだ事を思い出します
カルタは 何故か 俳句を集めた物で よく遊びました
芭蕉の句が多く 幾つかの句は まだ覚えています
万葉集などの和歌より 俳句の方が
覚える文字が少ない からか
内容が身近で想像しやすい物が多いから なのか
俳句に親しみを感じています
芭蕉ゆかりの場所の近くに 住んでいるのも
何かの御縁 の様な気に 一人 なっています
今度 芭蕉に関する本を また読んでみようかしら
歳を重ね 改めて本を読むと
若い頃には気が付かなかった事に
キット 出会うはず・・・
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関口には私の叔母が済んでいますが、
行った事はないのです~~
この辺りは文教的にはいい所ですよね?
散策したいなぁと思います!!
芭蕉庵があったのは知りませんでした・・・
見られて良かったです~~
有難うございました!!