ボランティアをしている
早稲田大学 の授業
日本の良さを知る 「 伝統文化を学ぼう 」 で
「 文楽の人形について学ぼう 」 がありました
講師は
文楽人形遣い
三世 桐竹勘十郎・きりたけ かんじゅうろう さん
場所は 国立劇場のお隣にある 伝統芸能情報館
違う曜日で 伝統文化をとっている学生の希望者も含め
ボランティアとで 大勢になりました

初めに 文楽の歴史などを お話しして頂いた後
早速 人形についての説明 です
舞台では 余り見る事が出来ない角度から

現在の人形は 三人遣い・さんにんづかい で
右は 「 主遣い 」 首・かしら と 右腕
中央は 「 左遣い 」 両足
左は 「 足遣い 」 左手
を遣います


次は 首・かしら の 操作について
どの紐を引くと 何処が動くとか 謎解き? の様です


これだけ見ていると
何だか可愛らしく 可笑しくさえ感じてしまいます

これが 着物を着て 動きだすと
怖く迫力が出て来る のですから 不思議です
ヒョットしたら 生きている人間でも 同じかも??
もしも 難解な事で こんな顔をされた時
この 首・かしら を思い出さしたら
怖くなく 落ち着く事ができるかも しれませんね

普通 女性には 足が付いていません
着物に隠れている のです
座っている膝 は 拳骨・げんこつ です

手を頭に 持って行き

簪・かんざし をとりました

最後に ご挨拶を

勘十郎さんは 解説をしながらで にこやかな表情です
舞台上では 黒い布で覆え 顔を見る事は出来ませんが
右に写っている 左遣いの方の 厳しい顔
他の写真を 何枚も見直しても 人形を遣っている時の顔は
怖い位に真剣です
殆どの学生が 初めて文楽を勉強する だけなのに
これが プロなのですね
最後に 学生達は 人形遣い の体験をさせていただきました
希望者は 手を挙げて

どうにか 動かせて 記念撮影



この授業 何回か出席しましたが この様な体験は
まだ 出来ません
いいな イイナ と言っていたら
森下先生までも
「 私も一度も体験した事がないの!! 」
諦めるか 学生になるしか ありませんね
羨ましい限り です
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