新宿高島屋で 3月中旬に開催された
61回いけばな協会展へ 行ってきました
6日間の期間で 2日毎に 出展者が 変わります
残念ながら ボランティアでお手伝いしていた
早稲田大学の授業に来て下さっていた
「いけばな雪舟流」の先生方は 3次展に出品されていて
今回は 見る事ができませんでした

1次展へ 行ったのですが
出展数が116と 數が多く
順路通りでないと 見逃してしまいそうです

何時もの事ですが 独断と偏見ですが
気になった何点かを 取り上げてみました
幾つもの作品が並んでいます
手前にあるものは 緑の葉に赤い色が映えていますが
花器は無く ただ置いてあるだけに見えます


斜めからみると 何と 葉が重ねてあります
地層の様にも見え 延々と生きて来た植物の積み重ね
の様にも感じました

次は
白い花瓶に 大きく活けてあります
白い木蓮と赤い花が 印象的ですが
下に目をやると 不思議な取り合わせ? なのです
左には 欄の一種? 右には 何の根 かしら?


奥に 大きな作品がありました
左手の人と比べると 大きさがわかります

大きな幹で 中は空洞なのかしらと 近寄ってみると
木の肌・表面のデコボコは 木を彫ってあるものの様です
遠くからでは 全くわかりません



次は 赤と黄色の花がポイントの作品
花の下には 蝶々が集っています
よく見ると その蝶々は 金属の様に見えるのですが
違和感がないのです


これは 籠や 缶の弁当箱? 筒の缶を 組み合わせたもの
幼い頃 都会でも ドングリを拾い集めた事を思い出し
懐かしく感じました
同じような籠を 今も お裁縫の小物入れとして使っています

正面から見ると 一つの花の様に見えます

所が 横手に回ると

稲?麦?の穂を 纏めたものでした

活けた方の思いと 違っているかもしれませんが
家などで飾る花と違い
季節を感じる
花の美しさを見る
だけではなく
活けられた方の 花に対する思いなどが
あるような気がしました
生け花で表現をする情熱 や 花に対する思いを
感じる事ができました
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姉は草月流だったので、生徒さんもなんとなくそれっぽい。ですが一人だけちょっと違っていたので聞いてみたら、以前、バンクーバーで池の坊を習っていたとのこと。お花のほかにお茶に琴、全員に着物を着せていました。姉亡きあと、お弟子さんたちはどうしているかなと思ったりしています。