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笑子(しょうこ)

Author:笑子(しょうこ)
笑子(しょうこ)
笑って毎日を過ごしたいと、気持ちを込めた名前です。
楽しみにと手仕事を始めました。
刺し子、刺繍とも、独学なので分からない事だらけ。
知識がない分、易しいステッチ(運針?)を中心に
デザインを楽しんでいます。


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としま能の会


昨年の11月中旬 
豊島区制施行90周年記念事業の 東京芸術祭2022プログラム
第35回 としま能の会に 初めて行きました

20230205 能 1 としま能の会


場所は 池袋の 豊島区立芸術文化劇場・Brillia HALL です

この日は 夕方から曇り 時折雨がパラついてきた空模様で
陽が落ちた街は 木々を飾る灯りで 綺麗でした

20230205 能 2 としま能の会


立て替えられる前 2016年に閉館した 豊島公会堂へは 
行った事があるのですが 
2019年11月に開館したホールへ入るのは 初めてでした

赤い階段横のエスカレーターで 上がると

20230205 能 3 としま能の会


ホール入口の床には ライトで模様が描かれています

20230205 能 4 としま能の会


ホールの窓から外を覗くと こちらも幻想的な雰囲気です

20230205 能 5 としま能の会


ホール内部の様子

20230205 能 6 としま能の会


3階までの 客席

20230205 能 7 としま能の会


公演後に 写したものですが

20230205 能 8 としま能の会


舞台には 能舞台がありました
そう ここは ホールで 舞台はありますが
特別な 能舞台が ある訳ではありません

能舞台について説明もして頂き 改めて理解できました

橋懸り・はしがかり の先には 五色の揚幕・あげまく
橋懸りの手前には 三本の松:一ノ松・二ノ松・三ノ松
背景である 鏡板・かがみいた に 老松・おいまつ が描かれています

20230205 能 9 としま能の会


屋根 と 笛柱・ふえばしら に 道成寺・どうじょうじ の鐘を
吊るための 鐶・かん が 取り付けられています

20230205 能 10 としま能の会

20230205 能 11 としま能の会

20230205 能 12 としま能の会


和泉流 狂言「樋の酒・ひのさけ」
          日本大百科全書・ジャポニカ から 抜粋省略
    ・主人は、太郎冠者(シテ)に米蔵を、次郎冠者には酒蔵を預け、
     持ち場を離れず留守番をするように命じて出かける。
     太郎冠者が窓から覗くと 次郎冠者が盗み酒をしている。
     太郎冠者は米蔵を空ける訳にいかず、竹の樋・とい を
     窓越しに渡して 酒蔵から米蔵へ酒をつぐが、樋の酒は
     面倒と酒蔵へ合流。
     酒宴最高潮に主人が帰宅し、2人をみつけて追い込む。

20230205 能 15 としま能の会


・観世流 能 「道成寺・赤頭」
            ウイキペディアから  抜粋省略
    ・安珍・清姫伝説の後日譚に従い、白拍子が紀州道成寺の
     鐘供養の場に訪れる。
     女人禁制の供養の場であったが、白拍子は歌と舞いをするが
     隙をみて梵鐘の中に飛び込む。
     すると鐘は音を立てて落ち、祈祷によって持ち上がった鐘の
     中から現れたのは 白拍子が蛇体に変化した姿であった。
     蛇は男に捨てられた怒りに火を吹き暴れるが、僧侶の必死の
     祈りに堪えず川に飛び込んで消える。

20230205 能 13 としま能の会


道成寺の真剣な舞台に 見入ってしまう場面が 
幾つもありました 

一つ目は、
・シテ・主役と 小鼓で 演じられる場面
   二人の 間を合わせた時間が長く続き 真剣勝負の様相でした

20230205 能 16 としま能の会


二つ目は
・重いか鐘が落ちて来る前に シテが飛び込む場面
   時間が少しでもズレたら 怪我をしかねません
・通常は 後見が手伝うのですが 鐘の中で
 シテは 面・装束の付け替えを 一人で行います
   狭い空間で 面がズレていたり 取れたり
   装束が曲がったりしない様に 着付けなければなりません

20230205 能 14 としま能の会


見せ場が多い事も 道成寺が 人気のある演目なのでしょうか

この日1日の公演なのに 
出演された 豪華な方々です

20230205 能 17 としま能の会


公演を手掛けた方々の 熱き想いと
狂言の 楽しくも可笑しみ 
そして 能の迫力ある演技に 圧倒されました

初めて 狂言・能をみる 初心者でも
観世喜正さんの解説や パンフレットで 分かり易く 
感動と親しみが湧く公演でした


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コメント

おはようございます

「としま能の会」、一瞬、「年増能の会」なんて思ってしまいました。おバカですね。思えば能も狂言もずいぶん観ていません。だから発想がこうなるのかなあと気落ち。やっぱり東京はいいなあとつくづく思いました。
2023-02-08 04:22 | 雨宮清子(ちから姫) #- | URL [ 編集 ]

ちから姫さんへ

豊島区なのに何故「としま」なのか?と思いました。
自慢にはなりませんが、勘違いは何時もの事。
若い頃は、ご愛敬で済んだのですが・・・
東京は色々な催事があって便利ですが、観たい行きたいが
沢山あり過ぎて、時間と体力がついて行きません。
2023-02-08 14:01 | 笑子(しょうこ) #- | URL [ 編集 ]

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