fc2ブログ

プロフィール

笑子(しょうこ)

Author:笑子(しょうこ)
笑子(しょうこ)
笑って毎日を過ごしたいと、気持ちを込めた名前です。
楽しみにと手仕事を始めました。
刺し子、刺繍とも、独学なので分からない事だらけ。
知識がない分、易しいステッチ(運針?)を中心に
デザインを楽しんでいます。


カレンダー(月別)

01 ≪│2023/02│≫ 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -

最新記事


カテゴリ


最新コメント


月別アーカイブ


最新トラックバック


お願い

当ブログ内のすべての [ 画像・内容・デザイン ] を無断で転載される事、無断のリンクは、ご遠慮いただいております。 素人ではありますが、心を込めてデザイン・作品制作の取り組んでおります。 ご理解をお願いいたします。

検索フォーム

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

熊谷・遊書展 2023年


年に1回 1月中旬に 開かれている
「オーロラ染め と 遊書展」
今年も 熊谷へ 行ってきました

この展示会は
書と縮緬細工など 手掛けている 小渕理子さんと 
オーロラ染め・きぬのいえ とで 開催されています

20230221 会場まで 4 熊谷


池袋から熊谷までは 1時間弱
熊谷駅の階段の絵は 
テーマはラグビーですが 毎年変わっています

20230221 会場まで 1 熊谷


開場の百貨店入り口では 干支の兎さんが踊っていました
屏風の後ろに見えるのは 旧中山道 
この道が 巣鴨通りに繋がっているかと思うと 
身近に感じるけれど 歩いたら遠いでしょうね

20230221 会場まで 2 熊谷


会場は 何時もの6階フロア―

20230221 会場まで 3 熊谷


正面の壁には 欧露羅染め・きぬのいえ を書いた幕

左側には 絹の家 の 染め物が並んでいます

20230221 作品 2 熊谷


マフラーとストールの 柔らかな色が綺麗

20230221 作品 3 熊谷


タピストリー バッグも 並んでいます

20230221 作品 4 熊谷


右手は 遊書展の作品
入り口に 書と 草花を描いた桐箱

20230221 会場まで 5 熊谷


壁には 暖簾がかかり 
書と古い着物地を使った色々な作品が 並んでいます

20230221 作品 5 熊谷

20230221 作品 6 熊谷


沢山の数の中から 幾つかを 紹介します

和紙に書かれている言葉が 胸にズシンときます 

20230221 作品 7 熊谷


何時もの 綺麗な衣装を纏った兎さん

20230221 作品 8 熊谷

20230221 作品 9 熊谷


一貫張りの籠

20230221 作品 10 熊谷


他にもお客様がいらしても 待ちながら ゆっくりと会場を見て回り 
長い時間を 過ごしてしまいました

絵と言葉が組み合わさった 何種類もの葉書
この中から 雛祭りに飾ったら と思い何枚か選びました
手書きなので お雛様一人一人のお顔や着物が
微妙に違っています

20230221 作品 11 熊谷

20230221 作品 13 熊谷


この葉書を入れる封筒が 良いのです
少し厚手の和紙ですが 失敗した書を
手造りで封筒にしたもの だそうです

20230221 作品 14 熊谷


奥にある飾ってあった木が 気になりました
可愛らしい 花か実?が ついています
下の ドングリの実を 一つ一つ包んだとの事

20230221 作品 12 熊谷


他のお客さんが この木丸ごと欲しい と言われたのを
売り物ではなく 会場の飾りだから お断りした というのを 
内緒?で 頂きました

20230221 作品 15 熊谷


ブローチにすると 小さな色がアクセントに なってくれそうです 
小さいのに 一つ一つ包んでいく 
本当に手間がかかっているので 大事に使います

旅行中に知り合って お話しするようになったのですが
人柄に惹かれて 毎年 熊谷へ伺う事になりました

人とのご縁は 不思議なものです
熊谷で 素敵な作品と お会いしてお話しをする事が 
年始の初詣の次の行事になっています

年に1回ですが 1月に熊谷へ行くのを 楽しみにしています

これからも 毎年 元気を頂きに 行きたいと思っています


スポンサーサイト



刺し子刺しゅう 縞の生地に


端切の 縞柄の生地に 刺し子刺しゅう しました

端切れですが 手触りは 柔らかく 滑らかで
多分 反物の一部かと 思います

縞は 赤 オレンジ 白 青 などで 模様になっています

20230215 途中まで 1 縞柄


今回は 四つ組菱・よつくみひし を 基本にした模様にしました

初めに 太い紺色の糸で 五つの長方形を 囲みます
中央の黄色の糸は 目安に 生地の中央のシルシを 
仮縫い糸で 付けたものです

20230215 途中まで 2 縞柄


初めに 中央の大きめの長方形の中を 
グレーの糸で 刺し始めました

20230215 途中まで 3 縞柄


両脇の模にも 同じグレー色の糸をと 思っていたのですが
刺してみた所 グレー色が白く 目立ち過ぎたように思えます
そこで 生地の色から 紺色と茶色の二色を 選びました

同じ模様なので 右側と左側で 色を変えました

20230215 途中まで 6 縞柄

20230215 途中まで 4 縞柄

20230215 途中まで 5 縞柄


良く見えないかと 思いますが
大きいので 床に置いて 撮りました

出来上り

20230215 出来上り 1 縞柄


布 : 表示なく分からず シルク混と思います  

糸 : 刺し子用糸
        紺色  茶色  灰色
    刺繡糸
        紺色 
出来上がり寸法
      横 : 約 102、0cm
      縦 : 約  36、5cm

模様 : 四つ組菱(よつくみひし)の アレンジ
         後は ただ チクチクしただけ

四つ組菱は 菱形が上下に続く事で 綺麗な模様が 出来上がります 
今回は 四つ組菱の菱形を使い アレンジをしたような模様です

中央に刺したグレー色が 両脇の模様の色と 馴染まないので
両脇で刺した糸:紺と茶 を 加えました

中央の模様

20230215 出来上り 3 縞柄


右側は 下を茶色 上を紺色

20230215 出来上り 4 縞柄


左側は 下に紺色 上を茶色に しました

20230215 出来上り 5 縞柄


斜めから見て

20230215 出来上り 6 縞柄


大きくして
少し大きくすると 目が揃っていないのが 
分かってしまい 恥ずかしい限りです
細長い三角形を ただ 刺していくのですが
同じように 正確なカタチにするのが 何と難しい事か・・・

20230215 出来上り 7 縞柄

20230215 出来上り 8 縞柄

20230215 出来上り 9 縞柄


細長いので テーブルセンターで 使えそうです
地味な色合いでなの テーブルに置く 他の物の邪魔には 
ならないかと思います

20230215 出来上り 2 縞柄


刺し子模様は 昔の人・今もですが は 規則正しく 綺麗なカタチに
模様が出来ています

今回は 改めて
   いい加減な性格には 
   キチンと正確な模様は 向いていないのかもしれない
と 痛感しました

マアー メゲズに チクチクを続けていきたい と思います


としま能の会


昨年の11月中旬 
豊島区制施行90周年記念事業の 東京芸術祭2022プログラム
第35回 としま能の会に 初めて行きました

20230205 能 1 としま能の会


場所は 池袋の 豊島区立芸術文化劇場・Brillia HALL です

この日は 夕方から曇り 時折雨がパラついてきた空模様で
陽が落ちた街は 木々を飾る灯りで 綺麗でした

20230205 能 2 としま能の会


立て替えられる前 2016年に閉館した 豊島公会堂へは 
行った事があるのですが 
2019年11月に開館したホールへ入るのは 初めてでした

赤い階段横のエスカレーターで 上がると

20230205 能 3 としま能の会


ホール入口の床には ライトで模様が描かれています

20230205 能 4 としま能の会


ホールの窓から外を覗くと こちらも幻想的な雰囲気です

20230205 能 5 としま能の会


ホール内部の様子

20230205 能 6 としま能の会


3階までの 客席

20230205 能 7 としま能の会


公演後に 写したものですが

20230205 能 8 としま能の会


舞台には 能舞台がありました
そう ここは ホールで 舞台はありますが
特別な 能舞台が ある訳ではありません

能舞台について説明もして頂き 改めて理解できました

橋懸り・はしがかり の先には 五色の揚幕・あげまく
橋懸りの手前には 三本の松:一ノ松・二ノ松・三ノ松
背景である 鏡板・かがみいた に 老松・おいまつ が描かれています

20230205 能 9 としま能の会


屋根 と 笛柱・ふえばしら に 道成寺・どうじょうじ の鐘を
吊るための 鐶・かん が 取り付けられています

20230205 能 10 としま能の会

20230205 能 11 としま能の会

20230205 能 12 としま能の会


和泉流 狂言「樋の酒・ひのさけ」
          日本大百科全書・ジャポニカ から 抜粋省略
    ・主人は、太郎冠者(シテ)に米蔵を、次郎冠者には酒蔵を預け、
     持ち場を離れず留守番をするように命じて出かける。
     太郎冠者が窓から覗くと 次郎冠者が盗み酒をしている。
     太郎冠者は米蔵を空ける訳にいかず、竹の樋・とい を
     窓越しに渡して 酒蔵から米蔵へ酒をつぐが、樋の酒は
     面倒と酒蔵へ合流。
     酒宴最高潮に主人が帰宅し、2人をみつけて追い込む。

20230205 能 15 としま能の会


・観世流 能 「道成寺・赤頭」
            ウイキペディアから  抜粋省略
    ・安珍・清姫伝説の後日譚に従い、白拍子が紀州道成寺の
     鐘供養の場に訪れる。
     女人禁制の供養の場であったが、白拍子は歌と舞いをするが
     隙をみて梵鐘の中に飛び込む。
     すると鐘は音を立てて落ち、祈祷によって持ち上がった鐘の
     中から現れたのは 白拍子が蛇体に変化した姿であった。
     蛇は男に捨てられた怒りに火を吹き暴れるが、僧侶の必死の
     祈りに堪えず川に飛び込んで消える。

20230205 能 13 としま能の会


道成寺の真剣な舞台に 見入ってしまう場面が 
幾つもありました 

一つ目は、
・シテ・主役と 小鼓で 演じられる場面
   二人の 間を合わせた時間が長く続き 真剣勝負の様相でした

20230205 能 16 としま能の会


二つ目は
・重いか鐘が落ちて来る前に シテが飛び込む場面
   時間が少しでもズレたら 怪我をしかねません
・通常は 後見が手伝うのですが 鐘の中で
 シテは 面・装束の付け替えを 一人で行います
   狭い空間で 面がズレていたり 取れたり
   装束が曲がったりしない様に 着付けなければなりません

20230205 能 14 としま能の会


見せ場が多い事も 道成寺が 人気のある演目なのでしょうか

この日1日の公演なのに 
出演された 豪華な方々です

20230205 能 17 としま能の会


公演を手掛けた方々の 熱き想いと
狂言の 楽しくも可笑しみ 
そして 能の迫力ある演技に 圧倒されました

初めて 狂言・能をみる 初心者でも
観世喜正さんの解説や パンフレットで 分かり易く 
感動と親しみが湧く公演でした


 | ホーム |  page top