津軽稲荷神社の後は 駅の方へ戻り
通り過ぎた すみだトリニティーホールへ 向かいます
入口は 2階あります

入口傍の柱にも この日のポスターが 貼られています

中へ入ります
このホールへ訪れたのは 初めてです

すみだトリニティーホール HPから 簡略しました
墨田区における中核的な文化施設、東京東部地域における
芸術文化活動の拠点として誕生。
客席数1,801席を有する大ホール、252席の小ホール、
30名程度のアンサンブルまで利用できる3室の練習室がある
舞台の正面

脇の座席は 斜めになっています

この日は
日本を代表する伝統芸能 能・義太夫・歌舞伎による
ホール開館25周年特別企画です
演目は 謡かたり「隅田川」
ジャンルを超えた 豪華な3人の方々で 演じられました


<監修・野村幻雪>
能 : 大倉源次郎 / 作調
文楽 : 豊竹咲太夫 ・ 鶴澤燕三 / 作曲
歌舞伎 : 尾上菊之助 / 振付・藤間勘十郎
普通なら この顔合わせでの舞台は ありません

題目の隅田川の 内容は
ウィキペディアから
『隅田川』 (すみだがわ) は能楽作品の一つである。観世元雅作。
一般に狂女物は再会→ハッピーエンドとなる。
ところがこの曲は春の物狂いの形をとりながら、
一粒種である梅若丸を人買いにさらわれ、京都から
武蔵国の隅田川まで流浪し、愛児の死を知った母親の悲嘆を描く。
演目に縁のある 梅若丸終焉の地 隅田川の近くで
観る事ができました
この日の構成は 一部から 三部


とても素敵な舞台を 観る事ができました
余韻を感じながら 客席を立ち 出口に向かうと
このホールで 開催された演目の写真が ありました

ホールと言えば クラシックを思い描きますが
このホールでは 色々なジャンルの催しが 開かれているようです
・講談:神田白山
・長唄や箏の発表演奏会
・大学の定期演奏会
・タレントや歌手の新日本フィルハーモニー交響楽団との共演
最後に
新日本フィルハーモニー交響楽団の指揮者
佐渡裕さんに見送られ 帰りました

3人の方々の 素晴らしい演奏と演技を
見て 聴いて 感じて
悲しい物語なのに 心は豊か になりました