花の便りを耳にする頃になると 桜が気になります
今年は 友人を神田川へ 案内する事になり
天気予報を見ながら 決めたのは 3月下旬となりました
都営・荒川線の面影橋駅近くで 待ち合わせです

お天気は 曇りですが 桜は見頃です
良かった!!
風が吹くと 花が舞い散ります

川沿いの道には 山吹も咲いて 春が来た! と 感じる事ができます

神田川を 江戸川橋方面へ 歩きます
次の橋 三島橋では 花弁が溜まり始めています

川面を見ると まだ 花筏の様には 積もっていません

前にも紹介した事がありますが
この先 神田川沿いの 古民家・八雲庵で お茶を頂く事ができます
お隣にある
江戸小紋染め「富田染工芸・東京そめものがたり博物館」
の 母屋・茶室として建てられ 築100年を超えるそうです

桜の咲く時期だけに 毎年オープンするのですが
コロナの影響でこの2年間は 営業をしていませんでした
今年は3日間だけ 予約制で 受付をしていたのです
2階へ上がると 広い和室
この部屋は お茶室として 作られたそうです
正面には 床の間と棚があります

仕切りを外していますが 廊下も 畳

後の席から 前に座っていた知らない方の背中越しに 窓を写しました

外の様子を見たくて 窓を開けましたが
窓の障子は 雪見障子と違い 障子の部分を動かす事は
できないそうです
川向うのビルなどが 眼に入らないようにしたものだそうです
明けた窓から 神田川を見下ろすと
手前の木の緑に 桜の薄い桃色との対比が 綺麗です

頂いたのは お抹茶とお菓子
春らしい違った種類の お菓子が添えられています

ゆったりとした気持ちになり 1階へ降ります
結構急な階段です
右下の額に入っているのは 染色に使う 型紙

1階から 川の方を眺めます

お庭には 垣根の手前に 小さなお花の鉢

こちらでは 染の小間物などを 販売しています

そして 古民家の風情が残っていた所を もう一つ見つけました
そこは 厠・かわや という言葉に ピッタリ? でした

知らない年代の方には 全く分からないかもしれませんが
壁は土壁 扉は木 扉の錠は木 で出来ています
錠の部分をアップしてみましたが 良くわかりませんね
懐かしい錠です

中の便座などは リノベーションされていて
気持ちよく? 使いました
外に出ると 昼前に近づいたからでしょうか
平日なのですが 人が多くなってきていました

お隣にある
江戸小紋染め「富田染工芸・東京そめものがたり博物館」へも
訪れたのですが 何故か1枚も写真を撮っていませんでした
神田川を椿山荘方面へ 向かいます
次回に 続きます