晒に 刺し子刺しゅう しました
大きく長い布巾は 久しぶりの事です
模様をどうしようかと 部屋の中を見回していて
目についたのが 「こけし」 でした
この「こけし」は 昔むかし 若かりし頃
東北へ行った時に 初めての一人旅の記念にと
連れ帰ったのです
数十年も経った こけし
色付けしてある模様は 色褪せてきています

この全体を刺す為に 細長く大きめにカットした晒になりました
ところが 以前に写したはずの写真
こけし
刺し子刺しゅうの途中のもの
出来上がったもの
が どうしても 見つかりません
そんな訳で 刺している過程・途中のものもが
何時も 紹介しているのですが 今回はありません
初めに 頭・顔 と 身体のカタガミ

身体の洋服・模様 部分

出来上がり 全体

布 : 木綿
出来上がり寸法
縦 : 約67cm
横 : 約34cm
糸 : 刺し子用糸
赤色 桃色 黄色 緑色 黒色
模様 : ただ チクチクしただけ

迷ったのは 顔の部分で
眼 と 髪の毛 を どうするか です
髪の毛を増やす? と 重たくなり過ぎるのでは?
眼を入れるのは 難しすぎるし・・・
という事で 何も手を入れませんでした


こけしは 東北の温泉地 青森 秋田 岩手 宮城 山形など で
誕生し お土産品としても 作られています
訪ねたのは 温泉で有名な 宮城県の鳴子・なるこ
こけしを 作っている工房を 訪ねました
造られている地域で こけしのカタチや模様が違います
こけしの模様は 「土地や 描く人によっても 違ってくる」
と その時 聞きました


また 鳴子のこけしの特徴として
首と胴体を 別々の手で持ち回すと 鳴るのです
首がはめ込み式に なっているからだそうです

この「こけし」の大きさは
大きさは 高さは 約24・5cm位のものです

その時は もっと大きなものが 欲しかったのです
思い切っても その当時 この大きさが精一杯でした
それでも 今は 昔むかしの思い出 を
一緒に 懐かしみ楽しんでいます
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