7月上旬の事ですが 神楽坂へ 所用で行きました
途中で 普段余り見ない 街の地図を見ると
「 牛込城跡・うしごめじょうせき 」 と あるのを発見!
・・・ 大袈裟ですが
この辺りにも お城があったの?
と 興味を持ち 行ってみる事にしました

この辺りは 箪笥町・たんすまち 左手の坂を上ります

住宅街を行くと 地図で 「牛込城跡」 の 下に書いてあった
「 光照寺・こうしょうじ 」 がありました


お城の事が 何かわかるかもしれない と 中へ入ります
可愛らしい 小さなお地蔵さんが 迎えてくれました


奥の右手に 本殿

手前の左手に 牛込城跡の説明がありました
この説明書きとウイキペディアを合わせて 要約すると
牛込氏について省略しますが
伝承によれば、現在の光照寺(新宿区袋町)を
中心とした一帯に 牛込城があったとされる。
堀や城門、城館など城内の構造については記録がなく
詳細は不明であるが、住居を主体とした館と推定される。
北条氏の家臣となり、姓を牛込氏と改め、赤坂、桜田、
日比谷付近も含めて領有したが、北条氏滅亡後は
徳川家康に従い、牛込城は取り壊される。
そして
現在の光照寺は正保2年(1645年)に神田から移転してきた。
現在、城の遺構の類は一切遺っていない。
お城の址と言っても
天守閣や高い石垣は 残ってはいない と思っていましたが
何も無いとなると 寂しい感じがします
案内板の横に 蓮の花が1輪残って 咲いていました

左手には墓地があり その間には 生垣があります
その前に
大きなお地蔵様 と 「海ほうづき供養塚」が 並んでいます
海ほうづき とは 何の事?
帰ってから 調べました
ウイキペディア と 他の方のブログなどから
巻貝の卵嚢(らんのう)のこと。
卵の袋に小さな切れ目を入れて、中身を洗い流し、きれいに
乾かしてから口に含み、音を鳴らして遊ぶ玩具
植物のホオズキと使用方法が似ており、
縁日や海辺の駄菓子屋で売られていた。
植物のホウズキは 幼い頃に遊んだ記憶がありますが
海ほうづき の事は 知りませんでした

そのに左は 鐘楼堂が あります

光照寺には
涅槃図 木造地蔵菩薩像 木造十一面観音座像
阿弥陀三尊来迎図 法然上人画像
など 新宿区指定有形文化財が あるそうです

光照寺を出て 神楽坂通りへと 坂を下りていくと
新しいお店?が 何軒かありました
道沿いにある 黄色い家は
手焼き煎餅 の看板があります

この奥にあると思われる 喫茶店

イタリアの国旗がドアにあるけれど
何のお店かしら?

手造りの彫刻家具 家具工房

このお店は 知っていたけれど
前の3軒は 初めてでした
数年もたつと 後から後から 新しいお店が開きます
でも ナカナカ入る機会がありません
神楽坂通りに出て 毘沙門天を通りました


本殿の前の 狛犬は
安山岩製の虎の石像で、江戸時代後期のもので
座部にも 虎のレリーフ彫刻が施されています
右の阿形・あぎょう

左の吽形・うんぎょう

本堂の左側にある 菩薩像は 今回 横顔を写しました

もう一つの 出入口から 出ると こちらに
「 日蓮宗 善国寺 」 が 彫られて いました
善国寺と言われても 毘沙門天の事だとは
ピンと来ないのですが これで覚えなくては

今回 神楽坂で もう一つ 行ってみたい所がありました

神楽坂通りを 1本入ります
こんな細い道に お店があるのかしら? と不安になります

ありました
日本初のメロン専門工房 との事です
数日前に TVで紹介されていた スイーツのお店で
外観の色から メロン色の 「果房 メロンとロマン」

2階には カフェがあります
他にも そこでしか食べる事が難しいメニュー
メロンの ソーダ パフェ かき氷など がありますが
今回は 断念しました
選んだのは 持ち帰りしやすい 生メロンのフルーツサンド
葡萄パンにサンドされ カットされたメロンが大きく
クリームは余り甘くないけれど 食べ応えがあります
美味しく頂きました
でも 他の物を お店で頂きたべてみたい!!

何度も行く機会のある 神楽坂ですが
何時も 神楽坂通りを中心に 動き回る事になります
そして フラッと入る事が躊躇われる所も多く
安心して入る事が出来る 何時も行くお店にしてしまいます
今回 何気なく見た 街の通りにある地図で お城の事を知りました
新しいお店が 何軒もあったり と まだまだ 発見があります
これからも 度々訪れたい街 の一つです
下調べをしていけば良いのだけれど・・・
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