少し前の 桜の咲いた時期
運動不足解消の為に と
早稲田にある 夏目坂・なつめざか へ行きました
その前に 通りがかった神田川は 桜が散り始めていました



この時は 早稲田大学は まだ閉鎖せず 通り抜けはできました
構内では 桜とツツジの競演を見る事ができました

夏目坂に向かいます
早稲田通りを越し 夏目坂に入った直ぐ左に
「夏目漱石誕生之地」 の碑があります


漱石の句
影参差・かげしんし 松三本の月夜かな

写真は 左から
幼少時代の漱石 母・千枝 父・直克

見えるかしら? 参考に 夏目坂の案内地図
右側が 東西線の早稲田駅になります

夏目坂の通りには 幾つものお寺さんがあります
お寺さん巡りのツモリで 行く事にしましたが
表に 関係者以外はお断り や 門を閉じている
お寺さんもあるので 入る事が出来る所だけになります
夏目坂には 案内の標識?が 幾つか立てられています
・ 夏目漱石の随筆 「硝子戸の中」・大正4年によると
漱石の父で このあたりの名主であった夏目小兵衛直克が、
自分の姓を付けて呼んでいたものが人々に広がり、
やがてこう呼ばれ、地図にものるようになったという

夏目坂通りにある 来迎寺・らいごうじ です
通りから 少し奥に入った所に 門があります


中には 新宿区指定有形民族文化財の庚申塔

その横にも 石仏さま

右側には 本堂

近くにある 妙泉寺
一見 普通のお宅かと思いますが 入り口から 石像が見えます
日蓮さんの像かと思いますが どなたかしら?

この先で 夏目通りは 少し右手に曲がっています
右手に 感通寺があります
4年前の春にも このお庭を紹介しているのですが
今回も 訪ねてみました

前回は 3月下旬の事
右手にある 池には オタマジャクシがいたけれど
姿が見えません
奥には 喜久井観音像
この辺りの町名 喜久井町に因んだのでは と思います

門から 左手には 何体の石仏さま

何軒かのお寺さん 門は開いていても 入ってパチリとは
できない雰囲気
仕方ありません お寺さんの檀家でも無いのですから
夏目坂を 外れてみました
この辺りは 新宿区原町という住所になります
坂に立てられた 地図では見つけられなかったけれど
桜の花が目につき 行ってみると 常立寺・じょうりゅうじ
余り お寺さんという感じはしません
ご近所の方でしょうか 数人が立ち話をしていて
中へ入り写真を撮るのが憚れ 外からパチリ


夏目坂へ戻り 大久保通りへ出ると
夏目坂は 入口? 出口? になります
大江戸線の 若松河田駅と牛込柳町駅の中間あたりかしら?

当たり前かもしれませんが
久しぶりの夏目坂は 4年前と余り変わっていない様です
夏目坂は 余り 急な坂道ではないけれど
夏目坂について (ウィキペディアの中から)
・夏目坂通り(なつめざかどおり)は、東京都新宿区の
やや北東部に位置する市町村道の一つである。
距離は約690mで北の馬場下町交差点と
南の若松町交差点を結ぶ坂道となっている。
とあるように 短いのですが
早稲田通りから 自転車で上がると
緩く ゆったりとした なだらかな坂道が続くのです

もう少し若かりし頃 自転車で上ってみた事がありますが
結構大変な思いをし 最後まで行きつけず 諦めて
自転車を押して 歩く事になりました
歳という事もあるかもしれませんが・・・
当たり前かもしれませんが
久しぶりの夏目坂は 4年前と余り変わっていない様です
でも 今回の様に 道を1本外れてみると 常立寺の様な
また違った街の様子が あるかもしれません
この辺りは 昔からの町名
・馬場下町 ・喜久井町 ・若松町 などが 残っています
その街を 探検するのも 楽しそうです