伝通院への帰り 寄りたい所がありました
大きな老木 善光寺坂のムクノキ です


昔 ここを通った時に見つけた
この近くに 確かあったはずの お屋敷あるかしら?
ありました 「幸田 青木 」 の 表札です
前に来た時は 丁度 「 小石川の家 」「 帰りたかった家 」
を 読んだばかりの頃
ムクノキと表札を見つけ 嬉しかった事が 思い出されます
前回来た時は 人通りが少なかったのに 多く感じます
お正月だからでしょうか
何かあるのでは? と その 「 感 」 を信じて 坂を下りました

慈眼院 沢蔵司稲荷 じげんいん・たくぞうすいなり と
書いたものが ありました
初めて聞くお名前で 読むことさえできませんでした

左奥のゆるい坂を上がり
社殿の正面へ行くと 名前の説明をした立て札がありました
立て札に書いてある事 と 文京区のHPから 抜粋すると
元和6年(1620)に、伝通院塔頭寺院として現在地に創建された。
伝通院の学寮に沢蔵司という修行僧がいた。僅か3年で宗義を極めた。
ある日学寮長の夢の中に現れ
「余は千代田城の内の稲荷大明神である。
かねて勉強をしたいと思っていた長年の希望ここに達した。
今より元の神に帰るが、長く当山(伝通院)を守護して、恩に報いる」
と告げて暁の雲に隠れたという。
そこで伝通院の住職は、境内に沢蔵司稲荷を祀った。

この社殿の右左には 沢山の狐さんがいます

左側から 紹介します


この お顔 不思議??

右手には 手水
この奥に 色々な 石で作られたものが あります


社殿に向かい右手には

社殿にお参りをして

手水の裏の方へ 廻ってみます


お地蔵様 と 社殿 かしら?

子育地蔵さんの後ろには 狐さんが祀られています



謂れの分からない 文字がある石も ありました
「 江戸時代 萑旧社殿之跡 」 スイと読むのかしら?

「 不鳴庭 なかすのにわ 」

小さなお庭なのに 色々なものが沢山詰まっていて
それも 分からないことだらけ
社殿の横 庭の端へ行くと 石で作られた物が並んでいました




決して広くない所に 一つ一つは小さい のですが 沢山あって
何故か 気になるものばかり なのです
近くに道があり 正面に出るのかと 降りて行くと
またまた驚きました
階段の下に 鳥居が続いていたのです

長々となってしまいました
まだまだ長くなりそうなので 次回に 続けたいと思います