受講している講座で 東京音楽大学へ 行きました
この日は 何時もと違うルートで 行く事にしました
雑司ヶ谷鬼子母神の参道から 法明寺の中を通ってみました
開始時間は18時からですが この季節だと もう真っ暗になっています



玄関を入ると 昼間の時間帯では 殆どの席が埋まっているのに
この時間だと 学生は少ないです


講義は モンゴルの民族楽器馬頭琴 についてです
馬頭琴は モンゴルの伝統楽器で TVでは見た事はありますが
身の回りで 弾いている方がいるでもなく 余り馴染みがありません
講師は 馬頭琴奏者の 美炎・みほ さん
日本の方ですが モンゴルの伝統衣装を着て 講義をして下さいました
モンゴルの風土 食事・行事・お祭り・衣装などの暮らし や
馬頭琴の 構造 歴史 などの 講義をして下さいました
その後 馬頭琴の 古典から現代 そしてオリジナル曲を
演奏をして下さいました
残念ですが その様子は 撮影禁止なのです
所が 希望者に 馬頭琴の試し弾き を させて頂く時間がありました
馬頭琴は 草原のチェロ とも言われる 弦楽器です
倒れやすいので 床に置くのだそうです

モンゴルの民話 「 スーホーの白い馬 」 を
ご存知の方も いらっしゃるかと思います
馬頭琴の頭には 馬が彫刻されています
弓の持ち方も 初めてだと難しい


楽器の構え方は 膝で 押さえます

一番驚いた事は 弦楽器を演奏する時は 弦を押さえますが
押さえ方が 今まで知っている ギター バイオリン 琴などと
まるっきり違うのです
指先の腹・はら では無く 爪がある方で 押さえるのです



講師の方の指には タコが出来ていました

一人一人に 丁寧に 教えて下さいました
当たり前のことですが 音が綺麗にでませんでした

馬頭琴の弦は 本来 馬の尻尾 です
今では 殆どが ナイロン・細い繊維の束に なっています
モンゴルでも 日本と同じように
若い世代は 伝統楽器に興味が無く
飾りとしては 見かけるけれど 弾く人は少なくなっているそうです
帰りに 池袋・あずま通りにある お饂飩を頂きました
ここは 何時も 行列のできている お店
お店に到着した時も 5・6名ですが 並んでいましたが
閉店時間で 帰りにお店出たら もう誰もいませんでした

このお店の お饂飩の太さは 極太です

割り箸と 比べて下さい

好奇心も お腹も 満たされた 午後になりました