西新宿にある 成子天神社・なるこてんじんじゃ の続きです
前回の最後に ご紹介した 水神宮・井戸の向かいには
この時は気が付かなかったのですが 銀杏の木です
正面奥に見えるのは 門
右手には 水神宮・井戸が あります

水神宮・井戸の先 この道の奥に 富士塚があります

道の手前には 福禄寿・ふくろくじゅ さま

富士塚が ありました
大正9年に 富士山の溶岩を運び作られ 高さは約12mで
新宿区内で 現存する6つの中で一番大きく 最後に築かれたそうです
新宿区に6つもあるのですね
富士塚巡りも 挑戦したい事の一つなのですが 何時になることやら

幹しか写っていませんが 銀杏の木です
最初に紹介した写真と 夫婦公孫樹で この木は雄木

今週 放送された BS・NHKの番組 「 旅ラン 」 で
この富士塚を登山? している場面が出てきました
頂上へ向かい鎖が張られていたのが 登山道だったのかしら
岩が ゴロゴロしているのが わかります
本物の富士山登山の経験も無いけれど この高さなら挑戦できたかも?
写真をよくみてみたら 登頂禁止の札がありますが
大人なら 大丈夫だったのかしら?

富士塚の下には 幾つかの碑がありました
何方かの 歌碑と思うのですが 説明したものが見つかりませんでした

成子富士 浅間神社 竣性記念碑:子爵 小笠原長生 書 とあります

文字が薄くて 判読が難しいのですが
横書きで 世話人 その下に 名前があります

富士塚の先には 浅間神社 と 木花咲耶姫命・このはなさくやひめ

横には にこやかなお顔をした 布袋・ほてい さま

ここから戻り 本殿へ向かいます
その途中にいらしたのが 寿老人・じゅろうじん さま

左手に曲がった所に 石が並べてありました
力石で よく見ると「 力 」「 五拾貫目 」等の文字が見えます
1貫は3.75Kgというと 187Kg以上 になります
説明書きには
制作時期は 江戸時代末から明治時代頃のものと推定され
奉納者 か 持ち上げた人かと思われる人の名が
刻まれているそうです

本殿との間には 碑があり
菅原公一千年祭挙行上碑 が 刻まれています

本殿のご祭神は 菅原道真公
朱色が 綺麗です


階段の下には 狛犬が 護っています


茅の輪からみた 本殿と狛犬
勿論 「 茅の輪くぐり・ちのわくぐり 」 をしました
今年前半の穢れを祓い 無事に過ごせたことに感謝しながら
後半も元気に過ごせるよう 祈りました

その横には 絵馬が沢山
やはり合格祈願が多い様です

その向かいには 「 撫牛・なでうし 」
新しい牛さんなのでしょうか まだ撫でた跡がついていません

門の手前に お神輿3基
お祭りには賑わう事でしょうね

門から参道を見た所
突き当りのビルは 青梅街道に面しています

この神社も 行き当たりばったりで 訪ねたのですが
建物は新しいものが多かったのですが 歴史を感じるものもあり
思いがけず 富士塚も見る事ができました
そして
境内にある七福神さんを ご紹介したのですが
どの神様も 威厳 親しみ 優しさ などを湛えた
良いお顔をされていらっしゃいました
改めて よ~く数えてみると 何と 恵比寿さまのお姿がありません
参道の一番初めに いらっしゃったのですけれど・・・
七福神の中で 唯一の日本の神様 です
もし また訪れる時は 恵比寿様 を忘れずに写さなければ!!