福島 美生虎舟さんの個展 へ 行ってきました
ボランティアをしていた 早稲田大学 で
講師として 古代文字の授業をして頂いていた
古代文字の書家 水墨画家
フリー クリエイティブディレクター
福島 虎舟 ( 美生 ) さんです
場所は 帝国ホテルプラザ の
Medel Gallery Shu ・ 愛でるギャラリー祝 です
今回のテーマは
「 生きる力 神の力!! 」
神々の宿る文字 天空のエネルギーと共に 生きる

初めに 会場の表に展示してある作品の中から ご紹介します
お正月に相応しい飾りの上に 水墨画の様な絵
ショウウィンドウと額の2重の硝子で
墨の濃淡などが見えないのが 残念なのですが

もう一枚は ヘップバーン
凛とした姿が 美しい

会場の中へ入ります
左手には ヘップバーン と 掛け軸の 「 生 」 などの作品が
展示されています

奥の部屋には 多くの作品がありました


その中の数点しか 紹介できなのですが
ここには 黒い額縁に 金や銀の箔
その上に 古代文字が描かれています

額は 友人の方の手作り だそうです
額の黒がマットなのは 漆の様に 何度も塗り 乾いたら
その度に 磨く作業をする事で 出来るそうです
金箔の台紙がある下 額の台紙? も 気になりました
伺ってみると これはキャンパスに 何度も絵の具を塗り重ねたとの事
近くに寄っても キャンパス地の目が 分かりません
膨らみがある所は 後ろから 型押し なのかと思ったら
上から垂らしたもの との事でした
作品自体だけではなく 額縁や台紙までも
多くの日数と手間をかけた物でした
「 直 」 真っすぐ生きるパワー
目の上に 神の呪力をつけたカタチ
その呪力 目ヂカラで 邪気 邪念を はね退ける

この目に 見つめられていたら 怖い
金箔・銀箔の上に墨を置いても 吸収せず ナカナカ乾きません
その途中で筆を入れ 乾いた時に 模様? が 出現しますが
どの様なカタチが現れるか 予測が出来ず
その時に現れた物に 美生さんも感動し 神の力 と 仰っています

こちらも 目がある様に見えますが
「 夢 」 夢を叶える
神と交信できたと言われる巫女が 目に呪力をつけ
ベッドで 夢占いをするカタチ
夢を持てば 夢は必ず叶う

入り口から見えた正面の壁には

「 生 」 生きる力 神の力
ガラスに映ってしまったものがあり 残念なのですが
これを見と時に 字の成立ち とかに 関係なく
空を見上げ
手を揚げて
エネルギーを受け止めている様
に 思えてなりませんでした

古代文字を書いている際の事を 伺ってみました
最初の筆を置いた時は 覚えているけれど
その後は 無我の境地で どう筆が動いたか 覚えていない
そうです
これも神業 神の力 のなせる事 なのでしょうね
「 上 」

こちらの壁には 4色の作品
東西南北は 四方を守護する神獣
青竜 ・ 白虎 ・ 朱雀 ・ 玄武 という 神の名で
青 ・ 白 ・ 赤 ・ 黒 によって表されるそうです

入り口から入って左側の壁面にも 作品があるのですが
全体を写し忘れてしまった
「 笑 」
神様の前で 巫女が エクスタシー状態で笑い踊る姿
神さまを楽しませると その神意が和らいだとされる字
笑う門には福来る 笑いは百薬の長

全ての作品を 紹介する事は できませんでしたが
作品の一つ一つを 文字の成立ち・意味 そして描いた時のお話と
丁寧に説明して下さいました
この説明は 飛び込みで入られた 全く知らない方にも
同じように対応されています
美生さんの古代文字は 人を呼び
その方々と 更なる縁を作っている と思いました
この部屋には 気 エネルギーが 満ち溢れている様に感じました
古代文字の前で お話を伺っていると
本当に 神の力 生きる力 の エネルギーを頂く事ができました
この一年 福を呼び込むためにも
「 笑い 」 を 忘れずに と思います