昨年の9月に行った 古代文字の美生先生の山梨のアトリエへ
早稲田大学の森下先生達とご一緒に 今年も行くことができました
帰宅した翌日
デジカメから PCへ データーを落としていたツモリが
何か変? と確認してみると 撮った写真が 丸ごと消えていました
もう ショックで 悲しくて・・・
カメラは 2台持っていったのですが
1台には十数枚しか写していません
美生先生と森下先生から 写真を頂き
山梨のアトリエでの楽しい時間を 紹介することができました
今年も 出発時のお天気は 良くありません
曇り空だったのが 高速に入ると雨になりました
到着して ランチの後 午後は 古代文字から 始まります
美生先生のお手本から
「 遊 」 の 字は
氏族の守護神のついた旗を掲げ持ち その後を一族が続きます

「 恵 」 の 字は
穀物を入れ紐で縛った袋 その下には 心臓の四心房
心臓が両手で袋を掲げている かの様に見えました

文字の成立ちは 思いがけない物語の様で 本当に面白いです
太い筆で 墨が入ったお鍋を持ち 大きな紙に 「 遊 」 に挑みます
書き損じはできません
書いた人が違うと 文字も皆 違います
一番奥は 美生先生の作品

旗がたなびいている様子 を書くのが難しい
昨年篆刻した 「 笑 」 を押していただき 記念写真

次は 篆刻
美生先生が デザインして下さった下書きを元に
石にガリガリと刻みます


終わると 普通サイズの半紙にも
「 遊 」 と 「 恵 」 を 書きました
これは 裏打ちをして頂きます
アトリエに着いたときは 曇り空で 富士山の姿は隠れていました
それでも 夕方になると 今年も 奇跡 は起きました
夏は 赤富士を見る事が難しい季節らしいのですが
今年も 見る事ができたのです
上から 緞帳が途中まで下り 下は舞台の裾に垂れこめた
墨絵の様な雲の間から 富士山が見えます


陽が陰ったり 照ってきたりと
刻一刻と 空が 雲が 変わります


写真というより 油絵の様な富士山の色 です



翌日は 陶芸にチャレンジ
森下先生は ラーメン用の器を作ります
上から写したもの

お皿にチャレンジしましたが 写真がありません
出来上がりが 楽しみです
雨の中 傘をさして 外から 写して下さった写真
雨が強く ガラスにあたり 中が見にくくなっています

昼を過ぎると 雨風が強くなりました
この日の午後 予約しておいた 高速バスで帰りました
乗客は 私達3人を含め5名と少なく 貸し切り状態
25分遅れでしたが 無事に新宿に着きました
今年も 食事は 途中で買い出しした食材で
皆で ワイワイと作りました
野菜たっぷりの カレーライス

パスタは3種類 これも野菜たっぷり
メインはそれぞれ 明太子 ・ ホタテ ・ アンチョビ です

お喋りをしながら 頂く食事は 何でこんなにも美味しいのかしら?
と 話をしながら 遠慮などせず モリモリと食べつくしました
アトリエの主 陶芸家のTさんに 昨年 欲しいと話をしていた湯呑
作っておいて下さいました

その中から 何度も手に取り 2客選んで家へ連れ帰りました
外側に 凹凸があり 手が滑り難くいのです

形は 円 ではなく 少し歪みがありますが 手に持つと
親指と人差し指が 無理なく沿って しっかりと掴む事ができます

一つ失敗した事 予備を忘れました
万が一 落とした時に 代わりを探すのが難しいので
陶器やガラス ( 特に好きなもの 気に入った時 ) は
予備にと 3客揃える事にしているのです
手から滑り落ちないように 大切に使います
今年の山梨も 先生方の 貴重な創作時間を割いて頂きました
そして 昨年にも増して 楽しく過ごす事ができました
古代文字 と 陶芸の先生 お二人 と
ご一緒させて頂いた 森下先生方のお人柄によるもの と思います
心から感謝です
写真が消えてしまったことは 諦めるしか仕方ありません
慣れないうちは慎重に と 思ってはいるけれど・・・
この歳になっても
おっちょこちょい は 学習しても 治らないものなのかしら?