先週のこと
家紋とアートの親和性
Kamon Exhibition
へ 行ってきました
お手伝いをしていた 早稲田大学の授業に 何度か講義に来て頂いた
紋章上絵師 波戸場承龍 ・ 耀次さん親子 お二人の展覧会です
場所は 神宮前にある
荒川技研工業本社・表参道ショールーム 「TIERS GALLERY」


階段を上がり ドアの手前 左の壁に飾られていたのは
「 片喰 木瓜 桐 藤 鷹の羽 」 の家紋を
13,200個の太鼓鋲で 打ち付けたもの
この5つの家紋は 人口の35%が 使っている
日本で一番多く使われている モチーフだそうです

2階が展示室です

階段を上った所にあるのは FURULのバッグ 「 家紋コレクション 」
波戸場さんが 手掛けたデザインです

反対側 窓に向かって 幾つもの作品が並んでいます
正面に見えるのは 「 屋久島地杉のオブジェ 」
615本のワイヤーで吊った
2083個の屋久島の地杉 ・ じすぎ のボールで作られたもの
この方向では 桜 ですが 横から見ると 梅 に見えます
が 上手に写せませんでした

吊ってあるボールを 下から見ると

お二人で 何かを確認しています

桜 ・ 梅 が 綺麗に見える様に 調整していたのです

このワイヤーにある 留め金? で ボールの位置を調整するそうです

壁際にも 作品が展示されています
その中から 幾つかを紹介します



階段の反対側に プリンターの様なものが置いてあり
何故ここにと思い見ていると 動かして下さいました



作品に戻ります
黒い紙に シルバーのペンで 円を描いています



棚にも 紋をアレンジした作品が並んでいます

この甘酒のパッケージ 麹菌からとった模様だそうです

全ては紹介出来ませんでしたが
昔から伝わっている紋で 様々な広がりが出来る事に驚きましたが
全て 紋の模様が基本とのこと
NHKの番組 「 デザインあ 」 でも 紋を紹介していらっしゃいます

伝統的な家紋が 現代の物に溶け込み
新たな物に生まれ変わっている不思議さ が新鮮でした
ボランティアでお会いしただけなのに
お二人から 作品の製作過程などを 丁寧に説明をして頂きました
有難うございました