ボランティアをしている
早稲田大学の授業
日本の良さを知る 「 伝統文化を学ぼう 」
昨年の12月上旬
「 江戸っ子の旅 」 が ありました
2017年秋学期の大学の授業は 1月最終週で終わっていますが
まだ授業をアップしてないものを 紹介したいとおもいます
講師は
としま人材クラブの
石田先生 小林先生 柳川先生 小倉先生
三味線の 錦乃まい太郎師匠
江戸から 伊勢参りをする 八つあん と 熊さん の二人を
蒔き物で 紹介して下さいます
お伊勢参りをする前に 江戸時代の庶民の暮らし と
旅に関わる事柄などについて 説明してくださいました

何時もの事ですが 石田先生は 資料の他にも
白板に 絵付きで 分かり易く説明をして下さいます
江戸五街道の地図で 五街道の紹介と 道幅 等や
伊勢までの道のり

馬や旅籠の費用 携帯品 洗濯物 厠 ・ かわや
費用やお土産 等は どうしたか

関所 往来手形 為替手形 等の 公の取り扱いについて

江戸時代の旅について 知識が入った所で 巻物の登場です

巻き物には 絵が描かれていて 二人が その上を歩きます

八つあん 熊さんは 巻物の後ろから 操って動きます
巻物の後ろでは 二人を 動かしながら 台詞を 話します

その中から 幾つか場面をアップします
関所の様子 「 人見女 ・ ひとみおんな 」 と言う お婆さんが
女性を 詳しく調べる様子

五右衛門風呂に入ったり

茶店で 一服

馬や籠の値段交渉をしたり

解説と台詞とに合せて 錦乃まい太郎師匠が
その場面合せた唄を 三味線で盛り上げます

お伊勢巡りが無事に終わった後は 学生達が 江戸っ子になります
5 ・ 6名のグループに分かれて
箱根の関所
大名行列
帰りの箱根越え
の中から選び 学生も 八つあん と 熊さんになって演じます
これは 帰りの箱根越え から



見ている方は 楽しく

演じる方は 戸惑いながらも 楽しく



学生の 江戸弁 ・ 江戸っ子の詞も 上手に演じる事ができました
三味線については 錦乃まい太郎師匠が 構造などを
説明して下さいました

90分の授業時間は アット言う間に過ぎてしまい
三味線に興味ある学生は 授業の後で 体験をする事になりました


江戸の庶民の生活に加えて 旅や公の機関について
多くの事を学びました
今の若い層や 海外でも同じかと思いますが
江戸時代の事は アニメで知って 親しんでいる様です
日本でも 何気なく見ている時代劇で
1両の価値が 現在の価値でどの位か と言われると
ハッキリとわかりません
江戸時代の庶民の生活が 少し身近に感じられる様になりました
でも 1両は 約6万円 とすると 千両箱は・・・
庶民には 千両箱に縁がない事は 現代でも同じです!!