ボランティアをしている
早稲田大学の授業
日本の良さを知る 「 伝統文化を学ぼう 」
11月下旬
「 鬼子母神 ・ 法明寺 見学 」 が ありました
2017年秋学期の大学の授業は 1月最終週で終わっていますが
まだ授業をアップしてないものを 紹介したいとおもいます
教室で 出席をとった後 グループになって
都営荒川線 : 終点・始発の 早稲田駅から 乗車します
都営荒川線 今は 「 東京さくらトラム 」 に なっているのですが
まだ 新しい名前に 馴染めません

鬼子母神前で降りて 参道を進みます
両側の木々も 黄色に色づいています

11月下旬ですが 「 七 五 三 」 の立札

正面の 鬼子母神堂に入ります
本殿は 寛文4年 ( 1664年 )
前田利常の息女で 安芸藩主浅野家に嫁した
自昌院殿の寄進により建立され 豊島区内最古の建造物
だそうです
お堂の中で 上を見上げると 何枚もの 絵馬が掲げられています

これは 二代目鳥居清満画 「 三人静白拍子図 」の絵馬で
東京都有形文化財に 指定されています

副住職さんから
鬼子母神 や このお堂 について お話しを伺います
右奥には 鬼子母神像が納められていますが 写真は NGです

お祀りしてある鬼子母神像を模したもの

お堂に入った所に戻り ここでもお話しを伺いました


中から 奉納された絵馬 や お参りに見えた方が見えたり

ここから外を見たらどうかしら? と入口へ戻ると
学生達が脱いだ靴が 綺麗に並んでいました

お堂の前で 記念撮影

鬼子母神から 歩いて数分の 法明寺へ


寺務所では 副住職さんから
11月15日に行われる 「 七 五 三 」 について
歴史 や 謂れ 夫々の歳にする お祝い事
などの お話しを伺いました


旧暦の15日は 鬼宿日 ( 鬼が出歩かない日 ) に当たり
何事をするにも吉 とされたそうです
数え年3歳 : 「 髪置きの儀 」
江戸時代 3歳迄は髪を剃る習慣を 終了する
数え年5歳 : 「 袴儀 」 袴を履く事を始める
数え年7歳 : 「 帯解きの儀 」と 女の子が幅の広い大人と同じ
帯を結び始める
何の不思議も無く 習慣として 行われていますが
夫々 意味のある事だったのです
何時も用意して下さる お茶 と お団子と最中
今回も ボランティアの分まで 用意して下さいました


廊下から見える中庭です

帰りに 再度立ち寄った 鬼子母神の境内にある 大銀杏の木
葉が落ち始めていました
この銀杏な樹齢は 600年以上と言われています
「 七 五 三 」 は ウイキペディアによると
天和元年11月15日 ( 1681年12月24日 ) に
江戸幕府・第5代将軍である 徳川綱吉の長男の
健康を祈って 始まったとされる説が有力 とあります

この大銀杏は それよりも 200年以上前から 生きている事になります
時の長さが けた外れに 凄い物だと思いました
日本の歴史 庶民の文化 願いをも 長年見続けているのでしょうね
これからも 元気で 鬼子母神に来る人々に
勇気と元気を 与え続けて欲しい と思いました