先週 昨年12月下旬から 銀座・松屋で開催されていた
草乃しずか展へ 行ってきました
混雑を予想して 平日のお昼に着くようにしたのですが
考えが甘かった! のか 混雑していました
写真が ボケているのですが 入口だけ


勿論 撮影は NGなので チケットから

この着物は
心に着せる ~ 百花繚乱 をテーマにした作品からで
13人の 歴史に残る女性たちへの振袖 の一つ
タイトルは エカテリーナに寄せて で
エルミタージュ宮殿を イメージしたもの とのこと
次は 会場で頂いた パンフレットを写したものですが
振袖 ・ 出雲阿国に寄せて


振袖 ・ 紫式部に寄せて


次は 展覧会の図録の 表紙と裏表紙を 撮ったもの
振袖 ・ お市の方に寄せて


振袖 ・ 淀殿に寄せて

他には お江の君 北条政子 静御前 額田王 楊貴妃
ヴィクトリア女王 マリーアントワネット マリア・テレジア
と 東西の美しい女性をイメージした振袖が 展示されていて
着物地 も 刺繍も 見ているだけで 圧倒される
美しく 艶やかで 鮮やな振袖でした
会場で 艶やかな着物や帯では無く 一つ気になったものがありました
会場の片隅のケースに入った 古い小さな本 でした
明治期に作られた図案集 で 日本の文様が書かれています
これもパンフレットからですが その中からの一つ

会場は 幾つかのコーナーに 分かれていました
その中から
「 古ぎれコラージュ 」 作家の
お母様 ・ 三星静子さんとの コラボの作品
何年か前に 三星静子さん本を読んで 歳には関係ない と
勇気を頂きました
鮮やかな布の取り合わせ 色合いの感性が 素敵でした
オーガンジーに アプリケしたもの
何にアプリケしたのか 後ろはどうなっているのか と
裏に回って 見たのですが 材質までは わかりませんでした
他にも
正倉院裂を参考にした帯
アンティークの古裂を使った帯
屏風 小物 クッション
など 一つ一つ見ても 模様 と 生地と糸の色合い が 素敵でした
展覧会では 出口に続く所で 売店が開かれていますが
そこでも 草乃さんデザインの 手拭 手提げ袋 葉書 栞 など
様々な物がありました
そこで惹かれたのが ただの 「 箱 」
売り場では 撮影不可なので 少し恥ずかしかったけれど
包む前に レジでお願いして写しました
3種類の箱の中で 迷った挙句に決めました


草乃さんの作品は 思っていた以上に 点数が多く
艶やかな作品は 勿論 素敵でしたが
100年もたつ古い本 や
中身のお菓子よりも 箱 に
惹かれてしまうのは
ヒョットしたら お臍の位置が 少しばかり ズレているのかもしれません