ボランティアをしている
早稲田大学の授業
日本の良さを知る 「 伝統文化を学ぼう 」
この日は
「 香道を体験してみよう 」 がありました
講師は
財団法人お香の会 評議員
香道御家流 師範
小畑 洋子 ( おばた ようこ ) 先生
小畑先生を含めて 5人の講師の方が来て下さいました

香道とは
香りを聞いて 楽しみ
香りで 遊ぶ
日本の伝統文化です
今回は 会議室で行いました
机や椅子を を並べ替えました

授業は 代表的な組香の一つ 源氏香 です
組香とは 何種類かの香りを組み合わせ
香りを当てる ものです
初めに 香道の歴史や お香の聞き方などについての講義
その後に 学生がチャレンジする 源氏香 についても
小畑先生から 説明がありました

お香を炊いて




学生は 回ってきたお香を聞きます


メモをとり

次のお香を聞き比べ また メモを取ります




毎回 何番目か間違いの無いように 香炉の色が変わります

合計 5回 聞くことになります
縦の五本の線が 香の順番を表します
同じ香りを 横線で繋ぎます
種類は52種類あり 夫々に源氏物語の各帖の名前が
付けられています


合計5回を聞いた中で
同じ香りがあるか?
全部違う香りか?
を 書く事になります


答えを書き 提出します

講師の方が 表を 作って下さいます

5つの香りが 全て当たった 数名の学生に
記念に 渡されました

何と 今回の授業では 学生の半数が 正解したのです
小畑先生は 他の大学で日本人の学生にも 教えていても
正解率は もっともっと低いそうです
お褒めの言葉を頂きました

源氏香の模様 について
興味のあるお話を 伺うことができました
伝統模様に 源氏香 と言う模様があります

この香の図を モチーフにした模様は
着物や帯だけでは無い事
身の回りを ヨクヨク そのツモリになり 探してみると
この模様が 身の回りなどでも 見つける事ができるそうです
例えば
蒸しパン ( ケーキ )
淡い黄色の上の真ん中に 刻印の様に
押されているのも 源氏香??
他にも有りますよ と伺ったので 検索してみると
事務用品 かるた 扇子 お酒の升 お干菓子など
幅広く使われている模様 でした
華道や茶道も 同じかと思いますが
お花の事だけ お茶だけ 香の事だけでは無く
他の文化の 知識 教養が 合わさってこそ
その道を 極める事になのでしょうね
この雅な伝統ある文化 香道を伝え残して欲しいものです
そして 組香を体験した結果は 全くハズレ でした
香り音痴 なのかもしれません