ボランティアをしている
早稲田大学 の授業
日本の良さを知る 「 伝統文化を学ぼう 」
4月下旬から 講師の方を迎えた授業が始まり
この日は
「 古代文字にはロマンがある 」 がありました
講師は
古代文字の書家 水墨画家
フリー クリエイティブディレクター
福島 美生 ・ ふくしま びせい 先生
雅号 は 「 虎舟 ・ こしゅう 」 です
この日は 午前と午後の授業 2コマは 同じなので
写真は 二つの授業がごちゃ混ぜ となっています
初めに 古代文字についての講義
漢字の成り立ち から 漢字への流れ など


次は 福島先生の デモンストレーション
床に広げたマット上で 体を使い
ダイナミックに 描き上げていきます


今回 学生に お手本とした漢字は 六つの古代文字
「 申 」 「 福 」 「 笑鬼 」 「 美 」 「 母 」 「 父 」

半紙で練習した後に 本番の色紙に書き上げます


この中から ベスト3を 福島先生が 選びます
皆 素晴らしく 多くの作品の中から 選ぶのが難しいそうです
午前の授業で 福島先生が選んだ ベスト3

午後の授業では ベスト4 になりましたが
漢字圏では無い3人が ヨーロッパからの留学生が
( チェコ ・ イギリス ・ フランス ) 選ばれました

特別賞は 「 父 」
この日が お父さんのお誕生日 と言う学生
写真をメールで 送るそうです

今回は 午前・午後とも お手本の字にとらわれずに
好きな字を 自分で勝手に文字を創作してしまう学生が
多かった様に感じました
そこで 楽しい文字 を紹介したいと思います
これは わかりますね


下の字は聞くのを忘れましたが
上の字は 森林

これは 何の字?


学生の間を回って 福島先生も 楽しそうです

これは 「 笑鬼 」 で 漢字の成り立ちは
鬼 : 鬼の面を被った人の形
笑 : 巫女が髪を振り乱して エクスタシー状態の象形
上にあるのが お手本ですが
学生の書いたお面が印象的です

横に写していますが 見て 直ぐに分かりますね

福島先生の 優しさと 暖かさ
そして 心から 学生と一緒に楽しんでいるのが
伝わって来る授業でした


6月23日から 渋谷・Bunkamura ギャラリーで
福島先生の個展 「 こころの華 心象いけ花・墨華展 」 が
2年ぶりに 開かれる予定です
福島先生の 「 ロマン 」 と出会えるのが楽しみです