昨日の昼間 TVを見ていたら 歌舞伎座ギャラリーを
紹介していました
そうだ 7月末に行ったのだ と
埋もれていた写真を 探しました
1カ月も前の事ですが その時の様子を ご紹介したいと
思います
7月歌舞伎昼の部を見に 歌舞伎座へ行きました
この日は 奮発して とても良いお席をとって頂きました
前から8列目の 花道の横 です
花道を行き来する役者に 手が届きそうな場所で
衣装の織りの模様まで わかるし
そして スッポンも 直ぐそこに見えます



充分に感激した後でしたが 外はまだ明るい
そこで 歌舞伎座タワーの5階にある
歌舞伎座ギャラリー へ 寄り道する事にしました
5階へ着くと 庭園がありました



企画展は 5月から始まっているようです
テーマは
「 体験空間 歌舞伎にタッチ
しる・みる・ふれる・やってみる 」
嬉しい事に 写真は 全てOKでした
早速 幾つかをご紹介します
「 しる・みる 」 から
これは 狐
上にある写真が 小さいですが 舞台での狐

鰹
赤身と骨が ハッキリとわかります

歌舞伎で着る豪華な衣裳も 間近で見る事が出来ました
女形の衣装で 最も重い 「 揚巻・あげまき 」 役 の
衣装の重さは 28.2Kg
かつらや下駄をあわせると 33.5Kgにも なるそうです

これでは 女性が着て 動き回るには
とても 体力が 追い付いていきません
男性だからこそ この様な豪華な衣装を着て
踊り動き回る様な歌舞伎が 発展してきたのかもしれません
この刺繍 本当に豪華です

「 ふれる・やってみる 」 から
擬音コーナーでは 面白い体験ができました
この貝殻は 赤貝
ギザギザを 擦り合わせえると 蛙の鳴き声に

この算盤・そろばん は ガチャガチャ鳴らして
雀の効果音 になるそうです
上にあるのは オルゴール
蝶々が出て来る場面 に使われるそうです

右下にある 何かついている 「 雨団扇 」 は 雨の音
左下の籠には 小豆が入っていて 波の音
上にある物は 船の櫂・かい の音
勿論 音を出してみました

歌舞伎の馬 です
横座りですが 馬の背中に乗りました

実際には中に人が入り 担ぐ?のですもね 大変!!
見事な黒毛の馬です 鞍も蒔絵が施されています

写真は カットしましたが
舟を漕いだり 籠にも乗り 寺子屋では お勉強したり
三味線を持って 義太夫の太夫として 床に座ったり
と 様々な展示 と 体験ができたました
奥に見えるのは 舞台
藤や傘などが用意されて 舞台の上にいる感覚です

上の写真の右手奥
実際の舞台では 左手にある 「 黒御簾 」

所せましと 楽器が並んでいました
大太鼓 締太鼓 銅鑼・どら 双盤 そうばん などと
実際に鳴らして どんな音がするのか
他の方に 御迷惑にならない様に 小さな音ですが
叩いて確かめました

映像コーナーでは
馬が出る場面 や 歌舞伎のお化粧の仕方 も流れていて
懐かしいお顔も・・・

とても楽しく珍しい体験が 出来ました
お子様でも 大人でも 楽しむ事ができそうです
舞台の下から 見ているだけの歌舞伎が
少し身近に感じられました
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