ボランティアをしている
早稲田大学 の授業
日本の良さを知る 「 伝統文化を学ぼう 」
7月初旬の授業で
「 能・小鼓の世界に触れてみよう 」 がありました
講師は 能楽大倉流・小鼓方十六世宗家の
大倉源次郎 ( おおくらげんじろう ) さん
初めに 講義から
鼓のルーツ と 日本での歴史
役行者・えんのぎょうじゃ による 神道と仏教の融合から
生まれた 能の起源などの お話しをして下さいました


小鼓は 能の舞台に欠かせない 音楽を担当する
囃子方 ( はやしかた )の一つです
小鼓の実演をして下さいました

次は 学生が 体験します
譜面を見ながら 打ち方と掛け声 を練習

それから 持ち方などを 順番に教えて頂きます

この小鼓は400年前のもの と聞いたアメリカからの留学生
「 アメリカより歴史がある!! 」

小鼓を打ちます

順番を待つ間 他の学生は 掛け声を合せます


小鼓は 胴は 材質は桜 綺麗な蒔絵で 模様が違います
皮は馬 紐は麻 です



その小鼓は バラバラで 持ち運ばれます
教室へ来てから組立て 終わってからは解体されます
今回は 組み立てている所を 撮ってみました






授業が終わる 今度は バラバラにされて
可愛らしいカバーと布で包まれ 鞄に納められました

授業が終わってからも 学生からの質問や記念撮影に
優しい笑顔で応じて下さいました

小鼓の音は 一つの音・ね だけでは無いのですね
何か話している様にも 聞こえました
この夏 ギリシャ 韓国 と 海外公演に いらっしゃるとのこと
お忙しい中 本当に有難うございました