先週 赤坂文楽へ 行ってきました
場所は 赤坂のホールが 改修中だとかで
今回は 高輪区民センター で開催されました
南北線 白金高輪駅を降りると 駅横にあります

今回のテーマは
「 吉田玉男、吉田蓑助から受け継いだもの 」
妹背山婦女庭訓 ( いもせやまおんなていきん ) より
「 道行恋苧環 ・みちゆきこいのおだまき 」

第一部は
数十年前? の 妹背山婦女庭訓 のビデオ映像 を見ながら
桐竹 勘十郎さん と 吉田 玉女さん の
物語の解説 と 役を演じる事の難しさ のお話しがありました
写真は 無理なので
舞台両端で お二人が座る前の舞台の様子
昔の映像をみて 舞台の作り方など
今でも 決して古く感じない物に驚きました

第二部は 実演
妹背山婦女庭訓より 「 道行恋苧環 」 を 実演
正面の赤い段には 大夫と三味線 が座り
手前が 人形を遣う所

ホールが小さく 収容人数が少ない為か 後ろの席でも
大夫 三味線の音が近く聞こえ 持参した双眼鏡が
必要無いほど 人形もハッキリと見えたました

お話しは 大化の改新の頃
・えぼし職人の求女( もとめ )
実は 入鹿の政敵である藤原鎌足の息子・淡海 を
・蘇我入鹿 (そがのいるか ) の妹・橘姫 ( たちばなひめ )
・造酒屋の看板娘の ヒロインお三輪
所謂 三角関係で 美女二人が かち合う場面です
人が演じても 難しいと思うのに
身分の違う女性の 喜怒哀楽 仕草 を
人形で 違いを表現 するのです
人形浄瑠璃 日本文化の素晴らしさ に
改めて 感動しました
第一部のトークで 印象に残っている言葉
「 気品と色気を お金で買えるなら欲しい 」
もし 売っていて 買えるものなら 欲しかった!!
今更 と言われてしまいますが・・・
スポンサーサイト