早稲田大学 「 日本の伝統文化を学ぼう! 」 で
ボランティアをしている 先々週の授業で
「 歌舞伎鑑賞教室 」 がありました
国立劇場の入り口に 向かいます

高校生が多いようです

今回は 2階席
何故か 1階は 男子 2階は 女子高生

前半は 若手による 「 歌舞伎のみかた 」
最初は
廻り舞台 セリ
花道 スッポン 揚幕
など 歌舞伎舞台のしくみ の説明でした
セリは 一番高くまで上がり 通常はあり得ない
鉄骨まで そのまま見る事ができました
次は 歌舞伎で 三種類の謡いと演奏? をする
常磐津 ( ときわず )
長唄 ( ながうた )
義大夫 ( ぎだゆう )
がありますが 何処が違う なんて 分かるはずもありません
今回 同じ曲を 演奏した 聞き比べ がありました
なんと 若者向けに TVガリレオの主題歌 でした
学生たちは 大喜び!!
素人でも 本当に違っている事が 解りました
後半の歌舞伎は 「 紅葉狩り もみじがり 」
能からアレンジした 舞踏劇です
平安中期 武将・平維茂 ( たいらのこれもち) が
信州戸隠山の鬼女を 退治した伝説を 下書きにしています

更科姫 ( さらしなひめ ) と 鬼女 の衣装

事前に お勉強をしていたお蔭で 楽しむ事ができました
前半と後半の休憩時間に 舞台を作る と説明がありました
舞台は 幕で見る事が出来ませんでしたが
花道では その様子を見る事ができました
残念ながら 写真がボケているのですが
( 気が付いて 慌てて撮ったので ブレテしまいました )
花道に 板を運んでいます

この板 正式の名前は 忘れてしまったのですが
床板を一枚 上に置くのです
そのお蔭で 足を床に打ち付けると 良い音がして
響くのだそうです

始まる前に 花道 を写したもの
道の板の色が2段

床を付けた後 写したもの
色が3段に なっています

今回の歌舞伎
音色の異なる 三種類の三味線音楽の 掛け合い
更科姫が 二枚の扇を手に 舞い踊る 華やかさ
鬼女に戻った時の 立ち回り
と 予備知識を 勉強しておいたお蔭で
楽しむ事ができました
歌舞伎鑑賞教室は 「 歌舞伎のみかた 」 の解説もあり
全く知識の無い 素人でも 十分に楽しむ事ができました
学校などの団体が 優先かもしれませんが
個人でも 見に行く事ができます