昔 ウナギは 好きではありませんでした
一緒に食事する皆が ウナギ と言えば 一緒に
行きましたが 匂いが 苦手でした
出されれば 食べるけれど 自分から 率先して
鰻屋さんへ 行く事は ありませんでした
今の住まいに転居し 自転車で 散歩? している時に
たまたま立ち寄った このお店に 出会うまでの事です
お店の名前は 「 愛川 」
場所は 高田馬場駅から 早稲田通りを 横に入った処で
余り目立つ場所では ありません
予約をして 5時半前に到着

間口も狭いけれど 店内も広くありません

四人がけのテーブルが 二つと
お座敷に 机が二つ だけ

待ち焦がれていると 出てきました

食べていると 熱いお茶と デザートが出ました

ここの鰻は しっかりと香ばしく焼かれている からでしょうか
ウナギ臭く ないのです
タレは 少し甘め かもしれません
お店に入った時は お客さんが一人
その後に カップル と 子供を連れた家族ずれ だけでした
後から来た お客さんに ご主人が出て来て
「 ご飯が足りなくなって 大盛り が 出来なくなりました 」
と 謝っています
その後 空いているテーブルに 座ったので 少し
お話ができました
このお店のお陰で ウナギが初めて 美味しいと思った事
を話すと とても 嬉しそう
話が弾みました
以前 お昼過ぎに 夜の予約を入れると
「 今日は 昼が混んでいるので 夜の分が あるか分からない 」
と言われた事を 聞いた処
「 一人で捌く事ができる量が 決まっているので 」
特に夏場は 混んでいますね と話すと
「 ウナギは冬が旬 油がのって 美味しいのにね
冬に ウナギを捌くと まな板に 油がスーと出るんだよ
同じ シラスを 餌にしているのに 夏場の鰻は
そんな事は 無い 」
最近は 値段が高くなって お客さんも 少なくなって
きたそうです
「 鰻のように コッテリした物は いつも食べる物では無いよ
一週間に一度だって キツイよ 」
「 肝焼き の肝が 昨年の11月から 手に入らなくなった
値が高くなり 蒲焼が売れなくなった為 かもしれない
でも 肝を焼かなくて よいので 助かっているけれど 」
との事
6時半過ぎ お店を出ると
入り口の照明が消え 暖簾もありませんでした
ご飯がなくなったから 閉めるのでしょう
このお店の欠点は 鰻が無くなると 閉めてしまう事
そして 臨時休業が よくある事 なのです
今日 食べたいと 思っても 電話で確認してからで無いと
食べられる保証 がありません
あ~ 美味しかった!!