早稲田大学 「 日本の伝統文化を学ぼう! 」 で
ボランティアをしている 昨日の授業は
「 琵琶 」 でした
講師は 5月1日のブログで 紹介した
琵琶奏者のお二人
薩摩琵琶 ・ 後藤幸浩さん
鶴田流五弦琵琶 ・ 水島結子さん
早目に着いたお二人は
最初に 琵琶の点検
後藤さんは 弦を張り直しています
薩摩琵琶は 弦が 4本

水島さんの琵琶は 弦が 5本
主に 声の質が高い 子供 女性向きの琵琶
切れやすい 高い音の玄が 2本あります

それから 琵琶の音を合わせ
三味線と比べると 撥 ( ばち ) が大きいのが
わかります

発声 と 二つの琵琶の 音合わせ

授業では 最初に
平家物語から 「 祇園精舎 ぎおんしょうじゃ 」
の 頭を演奏

内容の説明を して頂いた後
学生達も 一緒に 歌ってみました
学生からの 質問にも 丁寧の答えて頂きました
その一つ これは 楽譜の説明
楽譜は 弦の数と同じ 4本
三角は 撥を タタク か 弾く かを
向きで 表しているそうです

琵琶の基本的な構造 歴史など
分かり易く お話して頂いた後
「 平家物語 」 から
・祇園精舎
・能登殿の最期 ( のとどの の さいき )
・先帝身投 ( せんていみなげ )
を 弾き語りして 下さいました
その前に 平家と源氏 その時期の権力 戦い方 など
内容の説明が ありました
良く分からない言葉も ありますが お話を
伺った後なので 琵琶の強弱などの 弾き方や
声の 調子で 胸に響いてきます

水島さんの衣装は 留袖を ドレスに 仕立て直した物
とても素敵でした
日本で 琵琶を弾く人は とても少なく
多くても800人位 だそうです
琵琶専門店は 東京に1軒しか無い との事
趣味として 習う人も 少ないのでしょう
プロとしても 大変だと思いますが
今後 益々活躍して 頂きたいと思います
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