早稲田大学 「 日本の伝統文化を学ぼう! 」 で
ボランティアをしている 今日の授業は
「 尺八 」 でした
講師は 藤井先生 と 鈴木先生 です
藤井先生は 尺八を 作っています
材料 道具を 沢山持って来て下さいました
尺八は 上と下に二個づつ 裏に一個 の合計5個の
穴で 全ての音を 表現し
中間に 中継ぎがあり 2つに外す ことが出来る
楽器です
尺八の材料は 竹で 真竹と言う種類
根元から 掘り起こし 油抜き 乾燥などをして
作る段階になる迄に 最低3年
今作っている竹は 30年近くも 前の竹だそうです
節の間隔 材質の硬さなどで 微妙な調整が必要の上
穴を削り漆を塗る
竹を接ぐ 穴を開ける
唄口 ( 口をつける処 ) を作る
など 様々な手順を 説明して 下さいました
そして 竹は 乾燥に弱く 作る時の扱いでも
ヒビが入って しまうそうです

漆を塗る前と 塗った後の 穴を見比べて

先生お二人で 合奏して下さいました

持って来て頂いた 尺八
唄口の 三角の黒い所は 水牛の角( つの )

なんと これが 尺八の楽譜
まるで 分かりません

学生達が 尺八に 挑戦
音は ナカナカ出ないものです

私も 吹いてみました
少し 音が出る事もあり 喜んだのですが
どうして音が出たのか
何が 良かったのか 悪かったのかも
分からず 終いと なりました
「 首振り3年 」 と言われる訳ですね
処で 名前の 「 尺八 」 の由来は
尺八の長さが 「 一尺八寸 約54.5cm 」 からで
これから 上と下を 取ったものだとか
尺八といえば 時代劇の虚無僧 ( こむそう ) を
思い出しますが 今は 子供 女性も 習う人が
多いそうです
但し 尺八を 勉強するには
教える先生も 学ぶ生徒も 音が出るまで
「 我慢 忍耐 」 が必要との事
「 忍耐 」 は 全く無いので 尺八は 無理そうです
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