アラン・ウエストさんの アトリエへ 行く当日
根津駅で 待ち合わせしました
所が 電車の乗り換えがスムーズで 40分も早く
着いてしまいました
駅を出て 時間まで コーヒーを飲んでと 喫茶店を
探したのですが 数件のお店はあったのですが まだ
閉まっていました
駅の傍には 喫茶店があるものだ と決めつけていたのが
大間違いでした
立っていると 風も強く 寒いので 路地をウロチョロ
歩いてみる事にしました
不忍通り から一歩入ると こんな町並みが残っていました


猫達 四匹が集まって のんびりと日向ぼっこ

昼過ぎ アラン・ウエストさんの講義の後 外に出ると
アトリエの数軒先に 大きなヒマラヤ杉 がありました

ヒマラヤ杉の下に お店 「 みかどパン 」 がありました
このお店は 谷中に古くからあるパン屋さんで
三叉路にあるから 「 みかど ( 三角 ) 」 という
店名らしいです
建物も古く 明治後期に 建てられた長屋と言われて
いるそうです
このヒマラヤ杉は 戦前 今の店主のおじいさんの代に
鉢植えで育てていたものが いつの間にか大きくなり
今のような大木に なったということです

それから お昼を食べに行きました
「 喫茶店カヤバ 」

建物は 大正5年のものを改装したもので 昭和13年に
初代カヤバ珈琲がOPENし 平成18年に一度閉店したとか
その後 平成21年に復活した 珈琲店

改装する前に 一度行った事がありますが その時は
たしか2階は お店ではなかったと思います
今日は 2階の和室で 食事しました
2階に上る階段 古さを感じます

この日は 蒔絵で授業に来ていただいた 松田祥幹先生も
ご一緒でした


日本文化の 蒔絵 日本画を に携わって いらっしゃる
お二人は 文化を支えている 職人さんが 老齢などで
いなくなっている事に 危機感を持って いらっしゃいました
知らない間に 文化を支えている人たちが 消えてしまう
蒔絵では 筆を作る人が 二人しかいない事
日本画では 顔料を売るお店は 9軒しか残っていない
など 幾つもの事が おきているそうです
知らない間に 無くなっていたでは すまされない事
少しでも 多くの人達が その事を知り また使う事で
古くから伝わっている技術を 残したい
と のお話しでした
日本文化に対して
何時までも 興味を持っている事しか 出来ないけれど
興味を持っている人が 増える事も 大事な事 だと
信じています
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ずっと「帝」だとばかり思っていて、
でも皇室と関係でもあるのだろか何でだろうと思ってましたが、
なるほどでと、疑問だったのがすっきりしました。
ありがとうございました。
そんな角に魅入れて2度ほど行きましたわ^^